ひとりだけの生還者」
第二次世界大戦中、ポーランドのゲットーに住むユダヤ人のファミーナは、親切なウクライナ人の農民、ロストフから、隠れ家に潜伏しないかと誘いを受けます。
はじめにファミーナを逃がし、成功すれば他の仲間も逃がす計画でした。
ところが、ファミーナを無事に隠れ家に連れていった後、ゲットーは封鎖されてしまいます。
そしてユダヤ人の仲間たちはみな、殺されてしまったのです。
一人きりで助かったファミーナ。
けれども、その四ヵ月後のクリスマスイブ、ついにファミーナをかくまえなくなったとロストフが告げます。
ロストフも、つらい決断でした。
彼の優しさに感謝しつつ、ファミーナは出て行きました。
そして、あてどもなく歩き続け、やがて大きな屋敷にたどり着きました。
そこは、その地方の知事の屋敷でした。
出てきた知事に、どうか自分を殺してくれとファミーナは頼みます。
しかし、知事は、自分はクリスチャンだからイブの日に人殺しはできないと断ります。
そしてファミーナを家に入れてくれ、一晩泊めてくれた上、翌日、知り合いの家を紹介してくれたのです・・・。
クリスマス
それは 特別な日?
そうだはないかもしれません
何を 信じるかは 人 それぞれ
私は 奇跡を しんじたいな~
