男子プロテニストーナメント
■ATPトーナメント
トーナメントカテゴリー 大会数 賞金総額(ドル) 運営団体
グランドスラム 4 6,700,000~8,300,000 ITF
テニス・マスターズカップ 1 4,450,000 ATP
ATPマスターズシリーズ 9 2,450,000~3,450,000 ATP
ATP国際シリーズゴールド 9 615,000~1,000,000 ATP
ATP国際シリーズ 44 333,000~1,000,000 ATP
ATPチャレンジャーシリーズ 146 25,000~150,000 ATP&ITF
サテライト 29 25,000~75,000 ATP&ITF
フューチャーズ 356 10,000、15,000 ATP&ITF
プロテニス選手は世界各国で開催される大小様々なテニストーナメントに出場する。テニストーナメントにはランク付けがなされており、大会によって得られる賞金、ポイントが決まっている。
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ところで、男子テニスには現在「ATPチャンピオンズレース」、「ATPエントリーランキング」の二つのランキングシステムがあります。
■ATPチャンピオンズレース
2000年から導入されたシステムで、毎年全選手が0ポイントから始まり、出場大会ごとにポイントが加算して年間ランキングを決める方式です。つまり”一月から現時点までに”上位18大会で獲得した総ポイント数で順位をつけるのです。このシステムは、選手の勢いによって順位がすぐ入れ替わってしまうが、近年ではこちらの方式が主流となっています。
ランキングポイント表
トーナメントカテゴリー W F SF QF R16 R32 R64 R128 参加点
グランドスラム 200 140 90 50 30 15 7 1 3
ATPマスターズシリーズ 100 70 45 25 15 7 1 3
国際シリーズゴールド 60 42 27 15 5 3 1 2
国際シリーズゴールド 50 35 22 12 5 3 1 2
国際シリーズ 50 35 22 12 5 3 1 2
国際シリーズ 45 31 20 11 4 2 1 2
国際シリーズ 40 28 18 10 3 1 1
国際シリーズ 35 24 15 8 3 1 1
■ATPエントリーランキング
このシステムは、過去52週間で出場した大会でのポイントの合計で順位をつける方式です。”ちょうど一年前から現時点までの間”に出場した上位18大会で獲得した総ポイントで順位をつける点が、上記のシステムと異なる点ですね。この方式では過去一年間の平均の成績となるので、各大会のエントリーやシードを決定するときにはこちらの方式を採用します。しかし、こちらは成績の悪い大会があっても、ランキングに反映されないことから、選手の間で不評でした。
*ランキングポイントはチャンピオンレースポイントの5倍
このようにどちらの方式でも一長一短があるのですが、上手く使い分けてランキングをつけています。