今日、8月7日に立秋を迎えました。
千葉県我孫子市は涼しくて、秋の気配がしました。
秋の色は「白」です。
↑ 写真は、かおり鍼灸院の患者さんから出た「白い糸」です。
半身浴の後に、ほぼ毎日、白い糸が体から出るとのこと！
集めて、持ってきていただきました。
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前回に引き続き、五行と色に関するお話をします。
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五行（ごぎょう）とは、東洋医学の基本となる考え方で、
全てのものを、５つの要素（木火土金水）に分け
それらの関係を考える方法です。
五行では、色と臓は、以下のように関連しています。
木 肝 青
火 心 赤
土 脾 黄
金 肺 白←写真の白い糸は、肺の毒と考察できます。
水 腎 黒
とあります。
このことを冷え取りにあてはめますと、
症状や毒出しの「色」によって、
どの臓腑の毒が出たかを推測できる
という事になりますね。
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黄…消化器（脾胃）の毒
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こちらは、日常茶飯事に患者さん達が出しています。
★良くあるパターン★★★★★★★★★
甘い物や、果物、ビール等を 摂り過ぎた後に、
蚊に食われたり、擦り傷ができて
または、
半身浴や足湯をすると、すごく痒くなって、
かくと
黄色いベトベトした汁が出てきて、
それが数日間シルクのズボン下につく。
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思い当たる方も多いのでは？(^_^;)
→かおりの考察…これは、食べ過ぎ、
特に糖や砂糖の毒がメインと考えます。
黄色いベトベトした汁は、
糖で血液やリンパ液が酸化した為と考察できます。
その他、黄色い痰、黄色い鼻水、顔色が黄色っぽい等
全て消化器の毒出しです。
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白…肺の毒
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とても興味深い患者さんがいます。
長年にわたって、半身浴の後に、
ほぼ毎日、白い糸が体から出るとのこと！
この患者さんは、この白い糸を集めて、
かおり鍼灸院に持ってきてくれました。
最初、ゴミか猫の毛か？と思ったそうですが、
それとも違う。とても長くてフワフワしています。
半身浴後に顔や手に何本もついていて、
触ると飛んで行ってしまうので、
つかまえるのに苦労したとのことです。
↑ 写真は、白い糸が出てきた所を激写（！）したものです。
手の甲から、数本の糸が出ています。
→かおりの考察…半身浴で毒出し力がアップして、
肺と大腸の毒を糸のような形で
外に押し出したためと考えます。
白い糸の出てくる、顔や手の場所が
＝肺と大腸の経絡とピッタリ一致しています。
すごいですね～！！
★素朴な疑問★
この糸の科学的分析（研究所などで）をしたら、
どの様な結果になるのでしょうね？
おそらく、タンパク質の一種だと思うのですが。。。
白い糸現象は、現在も継続中です。
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黒…腎の毒
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出産後、突然 へそ下の皮膚が広範囲で黒くなった。
出産後非常に疲れやすく大変だった。
それがきっかけで、冷え取りを始めた。
腰の皮膚が黒い、黒い産毛が多い。
→かおりの考察…出産は特に消耗しますので、
生命力の根本である腎が消耗し、
腎とかかわりのある場所
＝へそ下＝臍下（せいか）丹田や、
腰（腎兪というツボのエリア）が
黒くなることは、よくある現象です。
患者さん達を治療で見ていますと、
黒い皮膚は、冷え取りや鍼灸治療で
腎が補われてきますと、
だんだん綺麗な肌色になってきます。
産毛も薄くなってきます。
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混ぜ色のバリエーション
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その他、混ぜ色のバリエーションもあります。
茶→黄と黒（消化器と腎）
緑→青と黄（肝と消化器） 等
絵の具の様ですね。
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皆さんもご自身の事を、観察してみてください。
「色」は、色々な事を教えてくれます。
どのように生活を正していったらよいか
のヒントが得られます。
楽しみながら、冷え取りをしていきましょう(^O^)／
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かおり鍼灸院 酒井香織
千葉県我孫子市で、かおり鍼灸院を開業しています。
当院は、冷えを取る目的の鍼灸治療と
冷え取りの生活指導を行っております。
また定期的に我孫子で冷え取り勉強会を行っています。
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