土用真っ盛り、皆様いかがお過ごしでしょうか？
こちらは かおり鍼灸院の治療室に貼ってある
五行（臓）の色体表（ごぎょうのしきたいひょう）です。
（見覚えのある風景かも？）
治療中に患者さんが興味を示すことが多いので、
今回は五行に関するお話をします。
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五行（ごぎょう）って ？
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五行とは、東洋医学の基本となる考え方で、
全てのものを、５つの要素（木火土金水）に分け
それらの関係を考える方法です。
この表は、色々な事柄の五行の分類を示しています。
それぞれ横に見ていきます。 ↑五臓六腑や
↑色が五行に分類されていますね。
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色と臓の関連を考える
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今回は、色と臓の関連を見ていきましょう。
木 肝 青
火 心 赤
土 脾 黄←土用のラッキーカラーは黄色 もここから来ています。
金 肺 白
水 腎 黒
とあります。
このことを冷え取りにあてはめますと、
症状や毒出しの「色」によって、
どの臓腑の毒が出たかを推測できる
という事になりますね。
そこから、
★どのように生活を正していったらよいか★
のヒントが得られます。
かおり鍼灸院での治療でも、
患者さんの顔色や体の皮膚の色を良く見て
治療に役立てています。
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興味深い現象 多数
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かおり鍼灸院の患者さん達も、
これまでに、多くの色に関する
興味深い毒出しがありました。
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青…肝臓の毒
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靴下が、いつの間にか青くなっている。
杉っ子を入れて半身浴をしていたら、
風呂の縁が、ぐるっと 青く染まった。
トイレの掃除用ブラシが、冷え取りを始めてから、青く染まった。
→かおりの考察…今まで、長期間服薬をしていた患者さんに、
青い毒出しの傾向が強いようです。
薬の毒が肝臓に溜まっているためと考えます。
ある程度、毒出しをすると青の毒は、落ち着いてきます。
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赤…心臓の毒
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シルクのタンクトップの脇の下が赤くなった。
特に、左脇。
→かおりの考察…その患者さんは、
同時期、動悸が頻繁にありました。
心臓の毒は汗で出ますので、
赤い汗が出たのかもしれません。
心臓は左側にあり、脇の下は
心の経絡の大事なツボ、極泉があります。
この現象があって、少ししてから、動悸は治まりました。
また、夏（＝心臓の毒出しの時期）に、
いつもなら出血しないようなことで、
出血する患者さんが多い傾向があります。
例えば、歯茎からの出血や、鼻血、
ちょっとした怪我で多量の出血。
→かおりの考察…赤い血で、
心の毒を出していると考えます。
出たがっている血は、止めずに出してあげましょう。
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残りの色は、次回！お楽しみに！！
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皆さんも、毒出しや症状の 「色」に注目して
効果的に冷え取りをしていきましょう(^O^)／
皆さんの興味深い体験のレスいただけると嬉しいです。
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かおり鍼灸院 酒井香織
千葉県我孫子市で、かおり鍼灸院を開業しています。
当院は、冷えを取る目的の鍼灸治療と
冷え取りの生活指導を行っております。
定期的に我孫子で冷え取り勉強会を行っています。
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