本日立春だそうで、まさに「春は名のみの」って感じです。
ってな感じで江戸の噺家のような書き出しで始めてみました。
最近「ブレンディー大人のほろ苦」というスティックコーヒー
が非常に気に入っている管理人けねっとでございます。


どこの懐メロサイトも「昔のアイドル」とか「歌謡曲」とか
筋の通ったラインナップなのに、このサイトは節操がない、
ガチャガチャした感じですが、しょうがないですよね。
好きなものをピックアップするんだから。

そんなわけで今日はニューーミュージックでもなんでもない
Folderのセカンドアルバム「7 SOUL」を取りあげるぞ!
小4でデビューした三浦大知くんもついに先日結婚したそうで
月日の経つのは早いもんですよね。
本日のピックアップはそのお祝いということで。



初めてFolderを知ったのは、職場の仲間とカラオケに行ったと
きに当時大学生だったアルバイトの青年が「パラシューター」
を歌っているのを聴いたときでした。もう20年くらい前にな
るんでしょうか。
「このボーカル、小4だそうですよ」のセリフに驚き、さっそく
翌日にポンキッキーズを見たところ、これがまた驚き。
歌がうまいのなんの!
今でも天才的に歌のうまいボーカリストとして日本人で3本の指
に入っていると思っています。

それから1stアルバム「THE EARTH」、そして今回ピックアップの
「7SOUL」、そしてソロデビューしてからの3,4枚のアルバムを
全て購入して聴いてますが、彼の歌声かなり気に入ってます。
聴いてて気持ちのいい歌声って感じで。
声変わりの時期に数年活動停止してましたが、今回のアルバムは
声変わり前と声変わり途中と声変わり後がすべて含まれている
三浦大知の成長を収めてあるといっても過言ではないでしょう。
そんなアルバムの中から数曲ピックアップしましょう。




・「Reality」
  ・・・まだ中学生って感じの声ですね。
    アナログレコードチックなギターのイントロも心地よい。
    んでもって間奏のデジタルサウンドもかっこよい。
    「Realityはいらな~い♪」の部分が声変わり途中って
    感じで泣けます。


・「Lady Butterfly」
  ・・・「サジェスティックなリズム しびれる腰つき」とか
    「Deep Kissじゃなくちゃ夜が終わらない」とか中学生が
     歌ってるのか~と思うとちょっと複雑ですね。
     「ちょっと大人びてみました」という感じが否めない。
     「My honey betterfly~♪」の「honeeey」の部分が
     たまりません。


・「Everlasting Love」
  ・・・これは声変わり前最後の曲ではないでしょうか。
     NHKの爆笑問題がMCを務める音楽番組で三浦大知がこ
     の曲をソロで歌っていたのを覚えてます。
     歌い終わった三浦大知の横に太田光がやってきて、
    「ダンスかっこいいね。こうやって踊るんだよね」と茶化
     して変なダンスをし、困ったような笑顔で見ている大知
    ・・・。
    Folderファンは太田光を殴りたくなったことでしょう(笑)

     この曲の「Woo~Baby~♪」の部分だけ声がデジタル加工
     みたいになってますよね。これが聞いてて心地よい~



・「太陽だった」
  ・・・これは名曲!
     Folderの中では「Fore Fire」と並んで大好きな曲です。
     イントロからアウトロまで全てが気に入ってます。
     この曲を聴いた後ふと気を抜くとあのフレーズが頭に
     リフレインしますよね、
     「What am I gonna What am I gonna do♪」
     「What could I do for What could I do for you♪」

     個人的には「失うことで君の偉大さを知る」の歌詞が
     大好きです。やっぱ小森田実は天才です!


・「サヨナラがイエナイ」
  ・・・これも切ない名曲。
     「あっという間の」と「買ったばかり」と「カット
     バックで」などのひそかに韻を踏んでいるところも素晴
     らしい。
     最後までチャンスを探したけど、その言葉は君に届か
     ないのです・・・。


・「Glory Glory」
  ・・・Folderの曲には珍しく、三浦大知とAKINAの掛け合いと
     いうかデュエットの曲です。
     AKINAの声もいいんだけど、大知の声量とクリアな声に
     やっぱ負けてるかなぁ・・・。
     「いつもそばにみんながいた場所から 憧れを現実に
     するために歩き出す」・・・そんな歌詞は、卒業ソング
     にもぴったりだと思うのは僕だけでしょうか。





聴けば聴くほど、語れば語るほど、いいボーカリストだと思います。
三浦大知は時間をかけて全アルバムをピックアップしていきたい
ですね。
ちなみに「Knock Knock Knock」がカラオケにあったら完唱したい
のですが、難しそう・・・。