ヤマトふたたび | ケネディスタンプクラブ日記

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 既に公開された「復活編」に続いて、キムタク主演の実写版の公開が今年末に決定している「宇宙戦艦ヤマト」。それに合わせてCSのファミリー劇場でも最初のシリーズを放送開始しています。
 ルパン三世機動戦士ガンダムと同じで、時代に一歩早かったために1974年の本放送時には視聴率に恵まれず、放送期間を短縮され打ち切りとされてしまいます。
 その後、大学生を中心としたファン活動が開始され、地方テレビ局への再放送要請が大量になされました(中心の一人はコラムニストとなる唐沢俊一)。
 テレビ放送分を再編集した劇場版が全国公開され、ブームは一挙に広がっていきます。その後の日本のアニメ関連の爆発の基礎は、間違いなくこの時期にヤマトによって形成されました。
 今ではアニメやマンガ、ゲームなどの分野は、日本の輸出産業の一角を占めるようになってますが、当時は「アニメブーム」と呼ばれ、作品が当たってもあくまで一過性のものと思われていたのです。


 作品設定は今見てもよく出来ています。


<敵の攻撃手段:放射能汚染された小惑星の地球への連続落下>


 宇宙から攻めてくる側からすれば、わざわざミサイル作る必要もないわけで、実に低コスト。質量兵器の映像化は、ガンダムのコロニー落としより5年早い。


<攻撃理由:地球への移住>


 単に侵略征服好きの悪い宇宙人が気まぐれで攻撃してきたわけではなく、彼等にも切実な理由がある。しかも彼等はある一定量の放射能が生存には必要であり、そのための放射能攻撃でもある。「引っ越す先にバルサン焚くようなもの」とは岡田斗司夫の言。


 光の速さですら何年もかかる距離を移動するための「空間跳躍」ワープの必要性と映像化を最初に行ったのもヤマトです。


 などといろいろ書きましたが、やはり「赤茶けた地球」と「赤さびた戦艦大和の残骸」、そして「宇宙を駆ける巨艦ヤマト」、この3つの映像のインパクトが全てでしょう。
 この3つを見事映像化したことに、細かい設定が現実味を持たせるのです。

そして時は流れ、主役の古代進の声優の富山敬、そして兄の古代守の声優広川太一郎のお二人とも、既に鬼籍に入ってしまいました。作詞・阿久悠、作曲・宮川泰の両名も既に亡くなられています。当時の子供も既に不惑をむかえているはずです。14万8千光年ほどではありませんが、あれから遠くへ来てしまったものです。

たまには、赤茶けた地球を思い出すのもよいでしょう。そう、「何もかもみな懐かしい」のですから。



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宇宙戦艦ヤマト AA-021-001


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宇宙戦艦ヤマト アニメージュ創刊20周年記念 商品コード : AA-021-006



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ヤマトよ永遠に AA-021-003


(システム担当・K)