先日某看護大学で少し授業を持たせてもらいました。


そこでの内容が少し受けたので抜粋して。全く許可取ってないので墨塗り。





医療職、特に臨床家に大事なものは1にコミュニケーション力、2も3もなくコミュニケーション力だと思います。空気を読む力なども含まれます。

勉強に関しては、医大や看護大学受かる頭があれば心配無用。それぞれの知能に応じて活躍する場はあります。

よく勘違いしている人が多いが、現代の医療において、患者さんの方にだけ向いていてはならないのです。患者の家族はもちろん、チームの医者、看護師、助手にも気を払う必要があります。
さらには地域や国、世界まで見ていければより良いと思いますが、そこまで抽象度の高い視野を持つと、目の前の患者さんの治療に矛盾を感じ始めたりするので、まあほどほどがいいでしょう。

医師の自殺者は意外に多く、特に若い世代に多いようです。コミュニケーション能力の低い人は最初からまともな医者とは認識されず、捨てられますのでさほど悩む事なくダメ医者としてやっていくしかありません。

大学を卒業して学閥の強いところに単身で乗り込んだコミュニケーション能力が人並みの普通のいい人。こういう人が危ない。6年間連れ添った仲間がおらず、そのままの流れを引きずり、交友関係のストレスがないまま研修を続ける同級生を尻目に、自分はなんとなく疎外感を感じながら、しかし研修が忙しくその解消ができぬまま時間が過ぎていく焦り、、、。これでみんなダメになる。

医師も看護師も、最初の数年間で人生が決まるので、国試なんてどうでも良く、勉強も国試受かればそれでいい。

僕はみんなに看護師になって欲しいなんて思わない。いい看護師になって欲しいし、何人かはスーパーナースも出てくるだろう。

働き始めてから数年間、いかに仕事以外のストレスから逃げられる基礎体力を養っておくか、それを学生生活のうちに身につけて欲しいと思います。



と言うわけで、珍しく尊敬されたので気を良くして、看護大学設立を次の目標にしました。


実は5年以内に一度この仕事に区切りをつけ、半年ほどハーバードでエグゼクティブスクールで勉強して、次やる事考えようと考えており、とりあえず世界医師会の会長にでもなろうと思ってましたが、なっても仕方ないので、看護大作り、そのあと医大を作ろうと考えてます。

「医大やるわ」と名古屋の檜に連絡したら、その時は檜が学長やるそうです。

まあ来年の今頃にはまた違う事言ってるだろうけど。

もうこの本いらんな。



何がいいって、講義終わった後、若い子がやんややんや集まってきて、クラブのアフター状態。「おお、じゃあ下のカフェでお茶しよう。マドレーヌ食いなよ」と言うだけで喜んでくれる。もう夜のクラブ活動不要論が出るな。しかも、よく生徒の話聞いてくれるいい先生みたいじゃないか。



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