ひろゆきさんと米山隆一さんのディベートの件、ネットで燃えてから数日経って、未だにぼくの中でもやもやする。ネットニュースでの報じられ方とか、みんなのリアクションとか、あまり良い感じではないと思う。

 

ひろゆきさんは素晴らしい個性を持っている方だけど、もちろん人間だからいろいろ尖っているところや凹んでいるところがある。それを論破王と持ち上げたり、逆にダメだと落としたり、世間が勝手にやるのは、どちらにしても個性に対する本当のリスペクトがないと思う。

 

米山隆一さんはもちろん頭脳明晰な方だけれども、政治家として、あるいは人間としての個性はそことは別にあるのであって、知性の品評会のように接するのは人間の個性に対するリスペクトが足りない。

 

ぼくは、個性というのはスペクトラムだと思う。完全無欠な人などいないのであって、その出っ張っているところや凹んでいるところをありのままに受け止めて、行き交えばいいのであって、このひとはこうだ、ああだと決めつけるのは全くリスペクトを欠いている。

 

ひろゆきさんを論破王と持ち上げたり、逆に大したことがないと落としたり、どちらにしてもそのような「ネット世論」は軽薄きわまりなく、人間に対するリスペクトを欠く。ひろゆきさんはずっとひろゆきさんであるだけで、ぼくは大好きだし、これからもその個性をそのまま受け止めていきます。

 

追記。みんなそれぞれ個性があっていいんだから、あまり上にしたり下にしない方がいいと思う。