岸田文雄首相、政策的にはそれほど悪いことをされていないのに、支持率が上がらないのはお気の毒で、「黄金の3年間」だったはずが、さまざまなスキャンダルもあって政権末期の雰囲気さえある。岸田さんに足りないものはなにかといえば、「スパーク」かと思う。

 

今年、印象的な言葉の一つだったのが、チャットGPTのような大規模言語モデルに「知性のスパーク」があるという表現で、なにか、火花のように散って広がっていくもの、人を引き付けるもの、そのような印象が岸田首相には欠けている気がする。

 

おそらく、岸田首相は知的で、教養もあり、善意の人なんだと思うのだけれども、人を魅了する「スパーク」、火花のようなものがないから、なかなか人気というエンジンがかからない。世論というのは不公平なものだとは思うけれども、支持率という数字にあらわれてしまうから仕方がない。

 

世間一般でも、あのひとは面白い、つまらない、と言われるその境目にあるのは、その人に「スパーク」、火花があるかどうかだと思う。スパークがないと、エンジンが始動しない。どうか、神さま、岸田首相にスパーク、火花を与えてください。

 

追記。なんだか年越し解散もありうるみたいな情報も一部出ていますが、どんなかたちでも、日本がよくなりますように!