昨日は、村本大輔さん 

@WRHMURAMOTO

 主催の「スタンダップ」のフェスに行ってきた。村本さんに誘われて、前回はスケジュールが合わなかったんだけど、今回は行けたのだ。行ってほんとうによかった。とても勉強になった。

 

参加者からひとり3000円会費をとって、それをプールして、投票による優勝者が、その全額とズームのあがりをもらえるというシステムのようで、それなりの賞金になった。優勝したのはSaku Yanagawaのご友人で、カウンセリングの話をしたらしい。おめでとう!!!

 

ぼくは、コメディに限らず事前に原稿をつくってそれを覚えるというスタイルが苦手で、だいたいこういうことを話そうと決めて、あとは現場で即興でやる。昨日もそうで、その「戦後日本の最大の怪獣」のネタは再現してツイートとユーチューブにあげてあるので興味があったら見てください。

 

昨日は(も)朝から忙しく、会場までちょっとクールダウンしようと思って少し長い距離を歩いた。途中、藤井聡太さんが8冠に挑戦している王座戦の様子をabemaで見たら、どうも藤井さんが劣勢なので今日はないなと思って10分くらい歩いていたら、その間に逆転して8冠になったので心底驚いた。

 

会場のカフェについて、店内はいっぱいで、近くのガレージに出番を待つ人たちがいて、競馬場のパドックのようだった。想像していたよりガチの方が多くて、吉本の人もいた。これからの人たちや、ネタをやり終えたひとたちの表情がとても良かった。

 

一人のお医者さんは、アイフォンで時間を計測しながらネタをさらっていらした。ぼくは、みんなと話しながら、これから何を話すんだっけ、と構想を思い出していた。ぼくは、スタンダップの出番を待つひとたちの気配が好きだなあと思った。

 

自分の出番が近づいたので、カフェの横にあるスペースに待機した。開いたドアから、店内の様子が少し見えた。みんなを見守っている村本大輔の後ろ姿がかっこいいと思った。

 

追記。やっぱり、世の中がたいへんで難しいほどコメディは必要だと思う。