昨日、アベプラでルッキズムの話をして、美人とかイケメンというのは損なのか、得なのか、というテーマで話し合った。その時も触れたけれども、科学的に研究されることが多いのは美しさよりも、むしろ魅力(attractiveness)や選好(preference)である。

 

元、美しすぎる市議の方も出ていらしたけれども、政治家は特に、選挙で選ばれないと仕方がないので、美人やイケメンというよりも、その人がなにかやってくれるという期待や、評価の方が大切である。

 

魅力や選好ということになると、単に外見が整っているということだけではなくて、その人の性格とか、雰囲気とか、トータルな評価になる。世の中はどちらかというとそちらで動いているので、イケメンとか美人というのは半ばメディアがつくったイデオロギーだろう。

 

もちろん、魅力や選好で人を決めつけるのはどうかという議論もあるし、それは人によって評価が違うということもある。それでも、単なるルッキズムよりもよほど人の認知、行動をとらえていると思う。ルッキズムは浅く、人間の行動の芯をとらえていない。

 

追記。結局、ルッキズムにとらわれる人は底が浅い。