日本の問題点として、容赦ない批評がないということがある。それで、先日シラスのぼくのチャンネル https://shirasu.io/c/kenmogi の放送中に、そうだ、ここでみんなで批評会をやって、最後に100点満点で点数をつけて、その平均を発表しよう、というアイデアが浮かんだ。
海外では、みんなが知っている批評サイト、ロッテントマトがあって、これは100%を満点として、容赦ない批評が行われて、商業的なヒット作でも60%くらいだったり、さらにはひどい評価を受けるものもある(笑)。でも、その容赦なさが逆に気持ちいい。
日本では、そういう容赦ない批評をする文化がなかなかないから、作品のクオリティも上がらないという問題がある。だから、シラスの仲間たちと、世間で話題になる作品について、容赦ない批評をしてみたいと思った。そうしたら、みんな楽しみにしてくれているみたいだ。
番組のタイトルは、BBC radio 4のやはり容赦ない批評の番組であるFront Row(フロントロー)をお借りすることにした。そして、生成AIであるDalle-Eに、「マックブックで映画を観ているアインシュタイン」という画像を生成させて(笑)それをアイコンにした。
記念すべき第一回は、依然として話題になり続けていて、ストリーミングなどでも見やすい、Super Mario Bros. Movie (2023)とした。10月4日、午前8時30分から。今、シラスのスルドイメンバーたちが、観たり観直したりして準備を進めているはずだ。
番組内では、宮崎駿さんの『となりのトトロ』を古典としてとりあげようか、というアイデアが出ていたのだけれども、それはのちのお楽しみとして、第一回はいろいろ話題を読んでいるスーパーマリオの映画にすることにした。どんな結果が出るか、楽しみだ。
シラスのぼくのチャンネルは、論客が揃っていて、月に二度の「自然知能完全」の2時間スペシャルや、英語素読塾、突発時事評論、マスタークラス、批評的コメディの祭典である「銀河系お笑いガイド」、そしてこの「フロントロー」と充実してきている。ぜひ一度のぞいてみてください!
追記。ほんとうに、シラスのチャンネルに集っているひとたちは個性の輝くすごいひとばかりで、一つのコミュニティとしてたのしいです!
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