佐賀の街を歩く中尾清一郎、佐賀新聞社長。背中から、男の哀愁が漂ってまいります。学生時代はエジプト考古学に憧れ、若くして佐賀新聞の、経営という重積を担うことになった男の、人生の履歴書が、その後ろ姿に書かれているのです。