昨日は、まずは日本教育会さんのおまねきで、港区立芝浜小学校にうかがって子どもたちの学びについてお話させていただいた。三遊亭圓朝の名作落語「芝浜」はあのたりだったのだろうか。新設の学校ということで、いろいろ画期的に新しい、すばらしい小学校だった。

 

そのあと、WeWorkのアークヒルズサウスに移動して、クリスチャン・シュミッツさんが主催している環境関連ビジネスのピッチイベントに行った。オランダ政府が世界的な大会を開催していて、その日本の決勝だった。

 

しばらく前に審査員を頼まれたのだけれども、現場に行ったらなぜか審査委員長になっていて、パトリック・ニューエルの差金に違いないと、久しぶりに会うパトリックに、この〜と猫パンチをした。ピッチと質疑応答、そしてスピーチなどはすべて英語である。

 

パトリックは今WeWorkのアドバイザーもしているようだけれども、WeWorkに行くたびに、これは単純なシェアオフィスというよりもスタートアップのエコシステムだなと思う。逆に言えば、それが一つの付加価値になっているのだろう。

 

最近は学生もスタートアップでインターンをするなどの動きが普通になってきて、未来を予測する一番良い方法はそれをつくってしまうことだということだと思う。人類のこれからはなかなか見通せないが、ピッチイベントに出てくる年齢さまざまな人たちの笑顔はとてもいい。

 

一生懸命審査して、1位から3位が決定し、それらのチームはこれからアジア太平洋予選、みたいなのに行って、そこを勝ち抜けば世界大会に行く。こういうイベントは大いに結構だと思うし、そのような文化がもっと日本に広がったらいいと思う。クリスチャン、みなさん、おつかれさまでした。ありがとう。

 

追記。考えてみると、スタートアップのチャレンジをされている方々というのは、現代における「青春」物語だなあと思う。