北朝鮮が国連決議に反する「衛星」打ち上げをするのは問題だとは思うけれども、毎回、早朝から、NHKが政府と一体となって集中豪雨的な放送をしているのは、適切な判断をするためのマインドフルネスに欠けていて、大いに国益を毀損しているという印象。

 

他にも、プリゴジン氏の死亡など重要なニュースがあるのに、単一文脈に固執するのはかえっていざという時のロバストな判断を損なう。

 

政府にしても、官房長官や首相が毎度出てきて会見をする必要はない。実質的にどのような事象が起こっているのかを冷静に判断して対処すればいい。

 

こういうのを見ていると、「一億総火の玉」の頃から日本の中枢のメンタリティは変わっていないと思う。

 

成熟した大人じゃなくて、学級委員メンタリティの小学生のような幼稚さ。

 

ドイツの空爆を受けて、ロンドンの商店街が「more open than usual」と掲げたイギリスと比較すると、エリートの知的頑健性が大いに劣ると断ぜざるを得ない。

 

NHK、この点については本当に情けないです。