今朝、もぎけんのユーチューブライブをやっていたら、コメントの中に、「もぎさんが、自分のことを底辺ユーチューバーというのが、つらい」というものがあった。
https://www.youtube.com/watch?v=35bbrlc08es
とても善意に満ちたコメントだったんだけど、ああ、そうか、感覚がずれているんだなあと思った。
「底辺ユーチューバー」のように、自分のことを落として、glory in misery(惨めさの中にある栄光)のようなものを描くというのが、英国のコメディの伝統で、たとえばRicky GervaisのThe Officeでボスが受けていると思ってジョークをやってすべったり、クラブのドサ回りをやるところがそうだ。
そんな感じで、「底辺ユーチューバー」は敢えてとっている表現なんだけど、この何事も心やさしい日本の文化風土の中だと、こういうのって惨めさの中にある栄光として成立しないのかな。。。
(クオリア日記)