ユーチューブのコメント欄と、ツイッターで、英語の発音警察のひとにからまれてつかれた。(笑)。


 この類のひとたちが根本的にあたまが悪い理由は今朝のユーチューブで解説したところだが、日本人にはあまりピックアップされない論点として、アメリカ英語にしても、イギリス英語のオックスブリッジにしても、下町なまりにしても、ある特定の話し方、アクセントを「標準」だとすることの政治的なヤバさ、差別や偏見につながるというストレートな理由がある。


 ぼくのツイッターやユーチューブに対するコメントでも、そこに触れている人が少ないのは日本ではやはりそういう意識が希薄だからだろう。


 英語話者はふだんからいろいろな発音に慣れているから特定の発音を標準だとは思わないということに加えて、上の、特定の発音を標準や上位とすること自体が「一発アウト」なNGだという意識をもっと多くの人がもったらいいと思う。


(クオリア日記)