今朝の「脳なんでも相談室」でも話したんだけど、外国の本を翻訳するときに、日本の出版社の宣伝文句ははっきり言って「盛り過ぎ」なことが多いように思う(笑)


 新聞などの書評も盛り過ぎで、実際にはたいしたことがない本でも、すごい本ということに「なっていて」流通していくことが多い。

 

そんなわけないじゃん(笑)。


 時間とか、生命とか、意識とか、そういう謎についてそんなに画期的な理論ができたら大騒ぎになるし、世界がひっくりかえるし、実際にはそんなことがないからみんな平穏に暮らしているわけで(笑)、翻訳ものの本を盛って、すごいことにしているのはpeacock wordsもきわまれりだと思って笑っている。


 最近の例を一つあげれば、「ライフスパン」なんちゃらという本、英語圏では言い過ぎだろ、とか、そんなに簡単なわけねえだろ、とか全方向から総攻撃を受けているのに、日本だとすげー本ということで宣伝されていて流通していて、逆に日本すげーなと思った(笑)


(クオリア日記)