すべてのものが流れるのが速い今日では「亀レス」になってしまうけれども、今朝、菅直人さんが総理の時に福島第一原発の事故が起こって、その際、今の上皇さま(当時の天皇陛下)に東京を離れていただく案があったけれども、お断りになられたという報道があった。


 このことについてはそれぞれの方がそれぞれの感想をお持ちになっただろうし、上皇さまのお人柄が感じられるエピソードだと思う。


 それとは別に、一般論になるけれども、日本の政治家の方も、アメリカ大統領のように、退任後回顧録を書いて出版する伝統があればいいのにと思う。


 読み物としても面白いと思うし、歴史的な資料にもなると思うのだ。


 もちろん、4年や8年やる大統領に比べて、日本の総理は(安倍さんは例外だったけれども)在任期間が短いから、回顧録を書くといっても需要があるのか、中身が薄くならないかという懸念があるのはわかる。


 でも、例えば鳩山由紀夫さんなどは、期間が短くても、辺野古のことなど、随分濃厚な回顧録になるのではないかと思う。


 そんなことを、菅直人さんの政権についての今朝のニュースを見て思ったのだった。


(クオリア日記)