GoToキャンペーンがいろいろ話題になっているけれども、ぼくはまだ使っていない。


 正確に言うと、地方に仕事で行ったときに宿泊したホテルの受付の人がGoToの金券みたいなのをくれて、それをぼくは使う時間がなかったから、呼んでくださった方に差し上げたことがある。


 いずれにせよ、世間でGoToのうわさをいろいろ聞くと、ビジネスサイドから言えば、それでお客さんが増えて助かった側面が確かにあるようだ。


 一方で、それを使う側からすると、ぼくが見聞きした限り、GoToをつかっているのはもともと比較的余裕がある方々で、ほんとうに困っている方々には届いていないようだ。


 経済政策としてのGoToは、その恩恵を受ける人に不均等があって、この時期にそれをメインに据えるのはどうなのかなあと思う。


 あと、GoToでかなりお金がいっているという世評の大手企業が、決算で大幅赤字でたいへんだというニュースを見てびっくりした。


 GoToでも補えないくらい大変なことになっていたのだなあ。なんだか、とても落ち着かなくなるニュースだった。


(クオリア日記)