というわけで、今度は、オルダスハクスリーの『すばらしい新世界』(Brave New World)を歩きながら聞いているんだけど、まだ最初の方で、3章あたりだと思うんだけど、文章のスタイルがあまりにも斬新で呆然としている。


 というか、冒頭からものすごく斬新なんだけど、そのあたりになって、複数の状況を短いセンテンスで並列させていくスタイルがあまりにも「おお、これは!」という感じでびっくりする。


 しばらく前にブッカー賞かピューリッツァー賞をとった、リンカーンのやつもあまりにも斬新なスタイルで衝撃を受けたけれども、英語の文学はハクスリーのころからこういうことをやってたんだなあと思う。


(クオリア日記)