三浦瑠麗さんのCM問題だけど、Amazonの企業姿勢を問うのならば、その巨大なプラットフォーマーとしての社会的責任や、労働条件、利益のステイクホルダーの間の公正な分配などであって、CMに誰を起用するかとかは、(比較的)どうでもいいことじゃないかと思う。


 ぼくは、Amazon Primeの利用者として、どのような作品が入っているか(Amazon側から見れば、どのような作品を買い付けるか)ということには関心があるのと、前にも書いたように英語字幕があった方が便利(時々聞き取りにくい部分とかあったときに確認できる)ということは思うけれども、CMで誰が使われるかはどうでもいいかなと思う。


 逆に、ぼくはすでにAmazonのヘビーユーザーで、それを変える予定はないから、ぼくみたいな人にCMを打っても仕方がないから、今回のCMは、Amazonをふだん使わない人たち、具体的に言えば、まさに地上波テレビを見ているような方々に訴求したかったんだろうと思う。


 そのアプローチだと、松本人志さんに加えて三浦瑠麗さんを起用するのはそんなに突飛な発想ではないと感じる。


(クオリア日記)