『全国大学クイズ選手権決勝』のようなコメディのパターン

　先日公開した、『全国大学クイズ選手権決勝』のコメント欄を見ていても思うけど、もちろん、一部は、私の「クイズ」発言に対する反発や反感から来ているんだろうけど、もう一つは、単純に、ある種のコメディのパターンを知らない、なれていないということから来ているんだと思う。

　日本の「お笑い」の文化はすばらしいけれども（ぼくは子どもの頃から寄席に通った寄席ネイティヴだし、落語や漫才やそのほかの演芸のパターンはたくさん知っている）、一方で「狭い」ことも事実だ。

　ぼくが拙いこともあるし、足りないことがあるのはもちろんだけれども、『全国大学クイズ選手権決勝』のようなコメディのパターンを、単に今まで日本ではあまりやっていないということもあると思う。

　だからこそいろいろなコメディのパターンを実験することが大切だ。

　あと、この中に出てくる「４２」など、ある程度の教養がないと理解できない笑いもある。

（クオリア日記）