先日のジョナサン・スワンさんのトランプ大統領のインタビュー、ほんとうに面白くて、スワンさんのトランプさんの弁明に対する鋭いタイミングよいツッコミはもちろんジャーナリスト魂という感じなんだけど、それとともにカメラワークがとても面白い。


https://www.youtube.com/watch?v=YR-e2NHiFTU


最初にBlack Lives Matterと名前が変わったストリートのポストのアップから入って、手持ちのカメラでスワンさんがホワイトハウスに入っていくシーンに続くんだけど、そのあと、ホワイトハウスの部屋で、固定カメラや、上から狙っているマイク、そして手持ちカメラを持っている人などを微妙に一瞬フレームインさせることで、収録体制がどうなっているかをさりげなく告知している。


そして、インタビュー中は、固定カメラで二人の様子を横から撮って、さらにトランプ大統領、スワンさんのアップを手持ちのカメラでそれぞれ写している。


そして、ここからが匠の技なんだけど、手持ちカメラが微妙に揺れるところが、臨場感があって心地よい。


この、ドキュメンタリー系の映像で、手持ちカメラを微妙に揺らすわざは、よく考えると極めて高度だなあと思う。


ぜひ、NHKさんにも、安倍総理に対して、このようなインタビュー映像を撮ってくださらないかなあ、と期待せずにはいられない。


スワンさんによるトランプ大統領インタビュー動画の匠の技。


技術的、編集的に見ても面白い点がいろいろある動画である。


(クオリア日記)