JKローリングさんが相変わらずたいへんなことになっていて、興味のある方は英語圏のツイッターを見てみてほしい。


私の英語のツイッターのアカウント @kenmogi でも時々リツイートしたりコメントしたりしている。


ジェンダーや、ジェンダーに違和感を抱く人たちが受ける医療的措置についての議論の水準がとても進んでいて、その中で、JKローリングさんがとっているポジションが古典的、固定的すぎるという広い幅の人々からの批判が集まっている。


その余波で、JKローリングさんの作品そのものについても改めてさまざまな批判が掘り起こされてしまっている状況だ。


簡単に賛否や立場を決めることが難しいが、少なくとも、そこで起こっていることは人類の文化、文明上注目すべき先端の波のように思う。


一方、日本語のツイッター空間を見ていても、そこでは「何も起こっていない」と感じることが多くなってきた。


日本はすっかりまったりして、停滞している。


(クオリア日記)