7月に講談社現代新書から出る予定の『クオリアと人工意識』は、再校が戻ってきて、それを見ている。


 校閲の方って、ほんとうに凄いなあと思う。


 表現の統一から始まって、この本のようにいろいろと学術情報を引用していてややこしいやつは、ちゃんと原典にあたっていろいろご指摘くださる。


 おかげで、内容がぎゅっと引き締まってきた。


 自分で言うのもなんだけれども、最後の方に行くに従って、ニーチェ的な高揚のある本になっていると思う。


 今年の前半の仕事の一つのハイライトである。


(クオリア日記)