このところユーチューブでやっている「出羽野崎守之助」というキャラクターは、ある種、私の「復讐」である。
日本人は好奇心に満ちていて、世界の良いところはどんどん取り入れればいいと思うのだけれども、最近、「出羽守」ということばをやたらと振り回す人たちがいて辟易している。
別に、アメリカの教育システムのこことがいいと言っても、アメリカのご飯がおいしいとは言っていないので(日本食の方がいろいろおいしい)、なんでもかんでも「アメリカでは」「イギリスでは」と言っているわけではないのに、拒絶したり揶揄したりする人たちがいる。
そういう人たちに限って、好奇心とか探究心がなくて、「日本は一番だ」などと言っている。
そういうときに、ぼくは宮台真司さんとか堀江貴文さんのように相手と戦って撃破するとかいう根性がないので、「出羽野崎守之助」のようなキャラクターをつくってコメディでリベンジ、昇華するのだ。