脳や意識の問題に関しては、『脳内現象』から実に16年ぶりの書き下ろしとなる(よくもサボった!)『クオリアと人工意識』の原稿は、すでに書いたように講談社の西川浩史さんにお渡しして、今、入稿、校閲作業が行われているはずです。
このご時勢で、6月刊だったはずが7月刊になるようです。
原稿を渡してしまったので、手元では次のプロジェクトをいろいろやっていて、『クオリアと人工意識』の仕事からは離れていたのですが、今日、そういえば「目次」って作っていなかったな、と思って、さささと原稿からコピペして集めてつくってみました。
下のような感じです。出版された際には、もし興味がある方はお読みくださると、うれしいです。
茂木健一郎拝
『クオリアと人工意識』
目次
プロローグ
第一章 人工知能と人工意識
第二章 知性とは何か
第三章 意識とは何か
第四章 知性に意識は必要か
第五章 意識に知性は必要か
第六章 統計とクオリア
第七章 人工知能の神学
第八章 自由意志の幻想と身体性
第九章 「私」の「自己意識」の連続性
第十章 クオリアと人工意識
エピローグ
あとがき
参考文献
(クオリア日記)