連続ツイート2503回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。


このところ、日本時間の朝の時間にトランプさんのコロナウイルスタスクフォースの記者会見で質疑応答が行われているので、仕事をしながら見ている。


https://youtube.com/watch?v=arsaRuxN7jA


いろいろ言われているトランプさんだけれども、質問数の制限もなく、事前に質問項目も提出されていないで、いきなりガチ。


日本では、安倍さんを始め政治家の会見が事前質問提出、質問数が異様に少ない数に制限されている「やらせ」「儀式」になっているけれども、テニスの乱れ打ちのように質問が矢継ぎ早に来て答えているトランプさんのやり方がむしろ普通なんだと思う。なぜ日本はこうなってしまうのか。


政治家の記者会見だけでなく、国会の質疑もそうで、事前に質問を提出して、その解答を官僚の方が書いて、それを大臣が読むという「儀式」になんの意味があるのか、私にはわからない。おかげで官僚の方々は過重な仕事を強いられるし、大臣の資質、能力はいつまで経っても向上しない。


Brexitの頃、よくイギリス議会を見ていたけれども、事前に質問者が決まっているということはなくて、誰でも起立して議場に指名を求めることができて、当てられたら次々と発言する。本来、民主主義における議会のあり方はそうなんだと思う。日本の国会は、なぜ、あんな形式主義、シナリオ主義なのか。


よく、予算委員会などで出席している議員さんが暇そうに眠ったり、手持ち無沙汰にしているけれども、日本の国会のように形式的で、事前に質問者が決まっているような場だったら、誰でも退屈すると思う。ぼくだったら、手元で仕事をしながら片手間に聴くくらいが認知的負荷としては正直ちょうどよい。


イギリス議会のように、委員会でも、本会議でも、誰でもその場で思いついたことを発言できる、その可能性がある場だったら真剣に聴くけど、日本の国会の事前通告質問シャンシャン形式応答だったら、正直スマホで情報収集しながらのながら聞きで十分だ。暇そうにしている議員さんはお気の毒だ。


記者会見にせよ、国会での質疑にせよ、なぜ人間の能力を最大限に引き出す、問う乱れ打ちにせずに、事前に書き割りをきめてその中で小さく前にならえをするかたちで運用するのか。以前から理解できないし、今後も理解しようとは思わない。形式主義が、日本人の能力を小さく閉じ込めてしまっている。


以上、連続ツイート2503回、「日本の記者会見、国会審議はなぜ形式主義で人間の能力を最大限に引き出さないのか」をテーマに7つのツイートをお届けしました。

関連動画。
 人間の脳を怠けさせる日本の国会審議の謎の形式主義






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