1231回
言葉おちば空気さん
こんにちは。
昔々、雨の日に親が育てていた庭の家庭菜園の植物にモンシロチョウが羽を植物の方に付けた状態でお尻を上げ、もう一匹モンシロチョウがいる不思議な光景を見たことがあります。記憶が古すぎて確かではありませんが。。とっても神秘的でした!思い出しました。
さて、
私はミーハーです。
最近、哲学者のマルクスガブリエルさんがイケメンだなぁ。と哲学に明るいわけではないですが、ガブリエルさんが出るテレビはチェックして楽しみに見ています。
そこで、思ったのですが、宗教と哲学が違うことはどちらにも明るくない私にも分かるのですが、その2つは何が違うのですか?イメージ的には宗教は放射線のようになっている。哲学はなっていない。けれど、何だか似ている気がします。哲学は自分で探す系の人生の道標。宗教は人から教えてもらう系の人生の道標。ただの偏見的なイメージですが!
宜しくお願い致します。
ご回答。
最大の差は、オープンエンド性にあると思います。
宗教は、教義や経典をそのまま信じることが求められますが、哲学ではそうではありません。
もちろん、キリスト教における「三位一体」説のように、歴史的に長い時間をかけて教義が変化することもありますが、一人ひとりの信者はそれができません。
哲学は、真理の探究として、過去の哲学者の論考を参考にしつつも、それを変更することが許されています。これがオープンエンド性です。
もうひとつ違うのは、宗教が多くの場合一つひとつの体系の外に出ることが許されないのに対して、哲学の場合、例えばカントとヘーゲルの体系を融合したり関連付けたりできるということです。
マルクスガブリエルのお話、いいですよね。
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