1219回


しょーたろーさん


茂木さん

しょーたろーです。
ある方が、改憲反対派は戦争を止める言葉を教えてくれ、と仰る動画をTwitterで見ました。
その時感じたもやもやを吐き出させてください。。


改憲派の意見を聞いたとき、
悲しくて怖くなった。
自分が戦いに出ることをイメージしたからだ。
死にたくない。誰だってそうだと思う。

死にたくないなんて自分勝手だって思う人もいるかもしれない。
でも、そういうあなただって理不尽を押し付けている。

だから、平和的に問題を解決することが必要だと思う。

だけど、これは理想論で、お花畑だって言う人がいる。
僕は本当にそうかな?って思う。

例えば、君のサンドイッチがほしいから、分けてくれるようにお願いした。
だけど、断られたから僕は殴ってそれを奪った。
これじゃ戦争だ。
だけど、僕のお寿司と交換しようと申し出たとしたら、それでも断られるかもしれないけど、もしかしたら平和的に解決できるかもしれない。

簡単じゃないけど、単純じゃないけど、戦争をしないで平和的に解決する道はある。僕はそう思う。


長文失礼しました。
そしてありがとうございました。


ご回答。


日本国内における「お花畑」うんぬんの議論は、サブカル的領域で、あまり国際的には意味がないので気にしない方がいいです。


米国にも、リベラルを揶揄するsnowflakeのような表現がありますが、平和学のような学問はそれとは無関係に地道に行われています。


日本のネット空間はサブカル的思考に堕落していますが、それは日本全体の文化度、民度の問題なので、観察しつつ適度な距離を置くのが良いと思います。


平和を志向することは別にお花畑でもなんでもなくて、たとえばバートランド・ラッセルのような人は最高の知性を持っていて、しかも時には過激でもありました。


いわゆる「現実主義者」がお花畑に見えるような、平和主義の極北は存在するわけです。

nounandemo
 
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