そういえば、この前、駅ですごく急いでいる人を見た。


 目当ての電車が出発してしまう直前か何かだったらしく、自動改札でピッとタッチして、そのままかけていった。


 ところが、困ったことに、タッチした場所が、間違っていて(笑)、ゲートがピコンと赤くなったのだけれども、あまり急いでいたので、気づかないでそのまま通り過ぎていってしまったのだ。


 ゲートは、しばらく、ピコン、ピコン、ピコンと赤く点滅していたけれども、やがてあきらめたように元に戻った。


 あとから来た人が、けげんそうな顔で、正しい場所にピッとタッチして入っていった。


 ぼくは2つのことを思った。


 あのひと、電車に間に合ったかな。間に合ったらよかったなということ。


 それと、降りた先の駅で、おそらく入場記録がないから、自動改札でまたピコン、ピコン、ピコンと赤く点滅して、駅員さんに「どうしました」、と言われて、○○駅で入ったのですが、いやあ、入場の記録がないですねえ、などと言われて、困ってしまうのではないかということ。


 どうなったか、知りたいが、わからない。


 でも、広い東京のこと、一日何人かは、似たようなことになる方がいらっしゃりそうだなあ。


(クオリア日記)