1046回
あやいさん
50代の主婦です。
21歳の息子が大学に入りましたが、合わないからという理由で辞めました。
それから、英語を勉強して海外の大学に行きたいと本人の意思で学校に通い始めました。しかし、毎日ゲームにほとんど時間を使っていました。入ったときは良かったのですが、成績が落ちてしまい学校からは警告を受けてます。本人の言うことは、「ちゃんと課題をしていても悪い評価しかもらえない。」、「そんなこと言われたらこっちから辞めたる」と言ってきます。
カウンセリングを受けて下さいと学校から言われてますが応じません。否定されると全部相手のせいにします。他人からのアドバイスには一切耳をかしません。本当に親として対処にくるしんでます。
ご回答。
息子さん、今、探っていらっしゃるのだと思います。
大学も、海外の大学に行くことも、英語を勉強することも、それぞれ、一つの「仮説」だったのだと思いますが、「仮説」は当たることも当たらないこともあります。
それで、やってみたら、どうも違うということは、普通にあると思います。
それで、どうしようと息子さん自身が迷われているのだと思います。
ゲームをするというのは、やはりゲームは楽しいし、脳のドーパミン系も活性化するわけで、迷われて、時間を過ごすときにはゲームは最適だからだと思います。
そうは言っても、時間は経っていきます。
一番なんとかしなくては、目標を探さなくてはとあせっていらっしゃるのは息子さんなのですから、ゲームをやりながらもいろいろ考えていらっしゃると思います。
そのようなときに絶対にやっては行けないことは、責めたり、どうするのかと聞いたりすることです。
何か会話を交わすとしたら、そのような予想されることではなくて、意外なこと、ゲームは面白いかとか、地球温暖化についてどう思うかとか、関係のないことを話すのが良いです。
一番の焦点は、本人がいちばんわかっているからです。
明けない夜はありません。そのうちまた新しい仮説が見つかるでしょう。
それまで、息子さんのことを信じて待っていてあげてください。
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