シカゴ現代美術館まで、てくてく歩いていった。


 どの展示もよかったけれども、Mika RottenbergのEasy piecesがぶっとびすぎていて、他の印象がぜんぶなくなってしまった。


 光景と光景を量子トンネル的に結ぶ作風がはまるとずっと見てしまう。


 しかも人物やモノに奇妙な存在感がある。


 見る者の心にひっかき傷をつくることがアーティストの役割だとすると、Mika Rottenbergは間違いなくそれをやっている。


(クオリア日記)

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