飛行機の中で、ジョニー・デップが出ている映画があった。
これ、ロッテントマトが確か10%くらいで、それなりに身構えてみなくてはいけない作品だったはずだったのだが(笑)、つい油断して見てしまって、やっぱりひどかった(笑)。
でも、ひどくても愛しかった。
ぼくはジョニーデップは「シザーハンズ」以来好きなのだけれども、やはりこの人は少しエキセントリックな役が合っているのかなと思う。
ところが、この見てしまったロッテントマト10%の映画は、自分が不治の病だと知るところから始まるシリアスなヒューマン・ドラマで、その設定、脚本とジョニー・デップのキャラクターがあまりあわなかったんだろうと思う。
エクセントリックな役にははまるけど、普通の人がシリアスに人生に向き合う役だとリアリティがないというジョニーデップという役者が、ぼくはなんだかやっぱり好きなのである。
(クオリア日記)