998回
ぽあそんさん
大学生です。
朝の時間がもったいないと思い、朝ごはんを抜き、リーンゲインズという短時間の断食を始めました。
21時から13時までの16時間水しか飲まないのですが、空腹感を感じるのは始めの数日だけで、すぐに慣れ、体調が良く感じるほどです。
朝ごはんを食べるのは身体にいいとはよく聞きますが、理由がよくわかりません。実際どうなんでしょうか。食べないことでなにか脳に悪い影響はあるのでしょうか。
ご回答。
体重は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスで決まってくるわけで、朝ごはんをたべなくても、トータルでとるカロリーが時間平均としてバランスがとれていれば、体重的には維持されるはずです。
問題は栄養のバランスで、それが達成されていればだいじょうぶでしょう。
朝ごはんを抜くのがいいのかわるいのか、一概には言えず、悪い理由も良い理由もそれなりに立てられるでしょう。
生物は複雑なので、そう簡単には決められません。
ただ、朝ごはんを抜くのが悪い理由と同じくらい、良い理由も完全に正しくはないわけで、その「リーンゲインズ」という考え方が行き過ぎるとよくないと思います。
社会的な理由で朝ごはんをたべるのが適切なこともあるわけで、あまり一つのイデオロギーで押し通さない方がいいかなと思います。
「実験」することは大切ですが、自分と対話し続けることでしょうか。
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