今回、スイスの鉄道にはすっかりお世話になって、ファンになってしまった。
大好き、スイスの鉄道。
ダイヤは正確だし、必ず座れるし、景色がきれいで、何も言うことがない。
一つ不思議だったのは、インターラーケンからルツェルン、ルツェルンからチューリッヒに移動した時、それぞれ、車内にものすごく騒ぐ人たちがいたことだ(笑)。
まずルツェルン行きの列車の中では、数人のお兄ちゃんたちがずっとものすごい大声を上げていた。
それがふしぎなのが、統率がとれていて(笑)次からつぎへと、歌をうたったり、はもったり、リズムがちゃんと合っているのだ。
ものすごくうるさい、ちょっと酔った合唱団が騒ぎながら一曲2-3分の練習を延々とやっている感じ(笑)。
このお兄ちゃんたちは一体何なのだろうと思ってしまった。
周囲のスイス人たちは、その騒ぎが存在しないかのように黙って前を見ている。そのコントラストもシュールだった。
ルツェルンからチューリッヒは、もっとわかりやすいお兄ちゃんお姉ちゃん数人の大騒ぎで、ドイツ語でものすごい声量でしゃべっていた。
しかし、周囲のスイス人は、何事も存在しないかのように表情を変えずに座っている。
このあたりの静と動というか、文化の深みというか、垣間見たスイスの奥の院をもっと知りたくなってしまった。(笑)
チューリッヒは(インターラーケンから見れば)大都会で、なにもかもきれいで整備されているように感じた。
騒いでいる人は、今のところいない(笑)
クオリア日記