909回


katakataさん


茂木先生

おはようございます
数年前に、資格取得のマイブームがあり、いくつか資格を取得しました。
1つは秘書の資格を取得しました。これは、仕事をしていく上でいかに相手に好感を持ってもらえるかという技術を持つために必要だと思い取得しました。結果、仕事以外の場所での方が役に立っていると思います。
ほかには、FPを取得しました。これは、本当に詰め込むだけで、試験の翌日には、何も覚えていないくらい詰め込みでした。なので、今、もしかするとどこかで役に立っているかもしれませんが、実感はありません。
友達は、とても苦労してFPを取得し、今はそれで本を書いたり、仕事をしています。
資格も、自分がどれだけ役に立てたいかによって、どうやって自分のものにするかによって、ぜんぜん違うものになってしまうのでしょうか。

赤点満載の息子が、生物だけはトップでした。授業が楽しく、授業しか聞いていなかったのだそうです。
興味を持てるか持てないか。興味を持てる脳がすべてのことに使えるようにするには、どうしたらいいのでしょう。


ご回答。


資格は、活躍、活動するための助けにはなりますが、必要条件でも十分条件でもないのではないでしょうか。


もちろん、ある資格があることで初めてできる仕事もあるし、資格のために勉強することが一つの目標設定になって励みになるということはあると思うのですが、それも、人生全体の設計があってこそのように思います。


資格を過大視せず、極言すれば、資格など一切関係ないとしたら何をしたいのか、何に興味を持っているのかということを自分自身と対話して考えてみるのが大切だと思います。


資格と全く関係なく、活躍されている方々、人生をエンジョイされている方々もたくさんいるのですから!

nounandemo
 
脳なんでも相談室へのご相談は、https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html のコメント欄までお願いします。

よくある相談項目を集めて、回答した本です↓

『すベての悩みは脳がつくり出す』