連続ツイート2241回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。


会社につとめている方が、育休明けにいきなり転勤を命ぜられて、結局退職されたというニュース、かつては当たり前のように行われていたことが(そして今も行われていることが)、今では社会通念上なんだかなあ、と感じさせるように変わってしまったという事例なんだと思う。


会社つとめをされている方とお話していると、地方への転勤とかが、二日前とかに言われて、あわてて引っ越しをするみたいなことをしばしば聞いて、会社がそうすることが、また社員が従うことがいわば常識というか美学のように語られることが多いけれども、今の時代だんだん「無理」になってきている。


そもそも、人事は転勤の原案とかはもっと前につくっているはずで、数日とかそういう時期じゃなくてたとえば半年前くらいに内示スべきだし、それをしないでいきなり転勤命令というのがかっこいいとか美学だともし思っているとすれば、経営上の合理性はないし、時代錯誤でしかないと思う。


会社の中の人事異動が、本人の意向とか、話し合いとかなしにいきなり「命令」として降ってくるということが、当たり前のように行われているけれども、昔の宮仕えではあるまいし、今の時代、そういう会社のやり方が望ましいと思っている人はどんどん減ってきているはずだ。


人事異動でいちいち本人の意向とか希望を聞いていたら必要な人員の配置ができないという事情があるのかもしれないけれども、それは会社の都合というもので、今の時代、会社の都合だけでものごとが動く、動いていいと思っているとしたら、ずいぶんとおめでたい話だと思う。


人事異動について、いきなり命令即従え、という前提で動いている会社は、これからいろいろな意味で淘汰されていくのかなと思う。そのようなやり方をしている背後には単なる人事の怠慢(ほんとうはできることをしていない)があるケースが多いはずで、一事が万事、そんなことではあかんでしょう。


以上、連続ツイート2241回「いきなり転勤命令で即従え、というやり方はもう時代遅れ」をテーマに、6つのツイートをお届けしました。

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