連続ツイート2239回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。


厚生労働大臣が、国会で「ハイヒールをはくことが社会通念上必要とされることもある」という趣旨の答弁をされたということで外国のニュースでも取り上げられているようだけれども、おそらく官僚の方が答弁を用意してその筋で答えられたのかとは思うけれども、なんだかなあと思う。


ハイヒールをはいたことはぼくはないけれども、痛そうだし、あるきにくそうだし、御本人がはきたいのならば良いと思うけれども、それを他人に強制されるのは嫌なのだろうと思うし、ましてや大臣がそういうことを言われるのはどうなのかと思う。


そもそも、「社会通念」というのは時代とともに変化するものである。大昔はハイヒールはなかったわけだし、BBCのニュースにもなっていたけれども、最近はスニーカーもOKなトレンドになってきているわけだから、ハイヒールをはくことが社会通念上必要、というのは、基本的にダサいのだと思う。


ハイヒールをはくことを強制されないように求める #KuToo という運動も始まっているようだけれども、良いことだと思う。ハイヒールをはくかどうかは御本人が決めるべきことであって、他人から強制されるべきことではない。ましてや、それが「社会通念」なんて、そんな社会通念は現代に要らない。


今回の件に限らず、どうも政治家の方の見解や答弁というものは時代の変化の最先端をセンスよく照らすというよりは、もっともダサい、遅れたところをよたよた行くように見えるのはなぜなのだろう。その方が票が集まるのか。あるいはそういう方が党内で出世しやすいのか。いずれにせよなんだかなと思う。


百歩譲って、大臣が「ハイヒールをはくことが社会通念上必要とされることもある」と発言されるときには、ぜひ、ご自身でハイヒールを一日はいてみるとか、そういう経験をされたらと思う。民の心がわかる政治家とは、そういうものだろう。


以上、連続ツイート2239回「ハイヒールを履くのを必要とする社会通念なんて、要らない」をテーマに、6つのツイートをお届けしました。

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