連続ツイート2217回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、人間の行動様式について。


BBC world newsを見ていたら、アジア系の親たちが、子どもたちを「良い」アメリカの大学に入れるために必死だ、と伝えていて、それはなぜかというとアジアでは教育が重視されているからみたいなことを解説していた。


結局、アイビーリーグやスタンフォード、カルテクとかにいれれば子どもがよい生活を送れる、幸せになると思うからアジア系の親御さんたちが必死になるということで、映画Crazy rich asiansで描かれた経済的な隆盛ともあいまって、今後もそんな傾向は続くのだろう。


一方、そういう話から一段落してしまった世界もあって、イギリスの10歳で作曲したオペラを上演したアルマ・ドイッチャーさんなんかは学校には3日しか行ってなくてあとはオックスフォード郊外の家でホームエデュケーションされているけど、将来大学に行くのかどうか、それも選択肢の一つに過ぎない。


確か中学までしか行っていない、ホルツさんだったかな、サンフランシスコでコンマエーアイという自動運転の「会社」(というか自宅のガレージで勝手にやっている人)をやって、自動運転を実現してしまった天才がいて、彼はもともとアイフォンを世界で初めてハックした人でもあった。


一方では、アメリカの「良い大学」に子どもを入れるのに必死なアジア系の親たち、という報道があって、他方ではドイッチャーさんやホルツさん(だったと思う)のような、勝手にやっている流れがあって、もちろんアジア系の中にも勝手にやっている人たちもいるんだろうけど、とにかく複数の流れがある。


教育熱心なお母さん、特にアジア系(中国系)のお母さんをtiger momとか言うらしいけれども、世の中にはtiger momもいれば、ドイッチャーちゃんが庭で縄跳びしながら作曲しているのをぼっと見ているお父さんのような人もいて、どちらがどっち、というよりも見ている世界が違うんだと思う。


以上のことは、先日の、ゆたぼんさんの時にも思い出していたのだけれども、そういうことを細々と論じる時間はなかなかないから、でも、今朝、BBC worldでやってたのでなんとなく思い出した。それぞれの人が異なる教育観をもって、良かれと思ってやっているのだろうね。


ピーター・ティールのように、アメリカの大学はバブルで意味がなくて、ティールフェローシップの条件が大学に行かないことか、行ってたらやめること、みたいは激しい人もいるわけだから、教育で何がよいのか、なかなか一筋縄ではいかない世の中になってしまっている。


以上、連続ツイート2217回「一筋縄ではいかない現代の教育の世界」をテーマに7つのツイートをお届けしました。

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