新しい年号が、「国書」からもとられる可能性があるということで、日本書紀の「神代上」を見て、良い印象の二文字を自分なりに拾ってみた。


http://www.seisaku.bz/nihonshoki/shoki_01.html


「陽神」

「共生」

「光彩」

「天眞」

「以天」

「驚動」

「中有」


上の中から新元号が出ることはないうと思うけれども、「神代上」だけでも、興味深い漢字二字がたくさんある。


私は、上の中から、「天眞」を新年号の候補としたいと思う。


恥ずかしながら、「日本書紀」の原文を読むのは初めてであった。


「共生」や「光彩」のような文字列があるということも、初めて知った。


もし時間があったら、みなさんも日本書紀などを読んで、自分が年号を選ぶとしたらどれにするかなどと考えてみたら面白いと思う。


学校の宿題でやっても楽しい。


ドナルド・キーンさんは、古典の学びは断片でなくとにかくたくさん読むことだと常々おっしゃっていたそうである。


年号の候補は何かと考えることが、ふだん読むことが少ない日本書紀、古事記、万葉集などを読むきっかけになったらいいのではないかと思う。


(クオリア時評)


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