昨日まで2000回再生くらいだったのが、眠っている間に『日本国紀』を編集された有本香さんがツイートしてくださって、今朝見たら2万回を超えていてびっくりした。
有本さんの影響力、文脈の力だろう。
今の世の中は単純に二分する人が増えすぎたように思う。
これは日本だけでなく世界的な傾向で、アメリカでは親トランプと反トランプ、イギリスではEU離脱派とEU残留派が対立して、分断されてしまっている。
そんな単純な話であるはずがなく、対話を続けること、意見を交換することが大切だと思う。
有本さんがツイートしてくださったことをきっかけに、いろいろな方が私に感想を寄せてくださっているが、その中で、私が「完敗」したとかいろいろ言ってくる方がいらっしゃる。
中尾清一郎さんは私の親友であって、対談を収録(何の打ち合わせもなく、いきなり収録した)する前から、中尾さんがどのようなことを言われるかはある程度わかっていた。
そもそも、私がiPhoneで自撮りして、自分でネットに上げたのである。
世の中の人が、あまり考えもせずに、分断的な思考で物事を考えるようになっていることを、不幸なことだと思う。
それは感情の劣化をもたらすし、何よりも知的に不誠実である。