沖縄知事選で、玉城デニーさんが当選確実になられた。


ほんとうにおめでとうございます。


沖縄に行くこと数十回、歴史やさまざまなことの重み、深みを知り、沖縄のことは沖縄の方々が決められるようになってほしい、と心から思うようになったことや、そう簡単に何も言えないという思いから、今回の選挙について私は一切ツイートなどして来ませんでした。


辺野古のことも、いろいろな考え方があると思いますが、今の政府の、あまりにも露骨な利益誘導、補助金をちらつかせて、あるいはその停止を匂わせての圧力のかけ方は、「ヤマトンチュ」の一人として、恥ずかしいとずっと感じてきました。


辺野古のことも、普天間のことも、沖縄の方々が合意形成して、自分たちできめられ、政府は、アメリカ政府に対して、誠心誠意その実現に向けての交渉をするのが本来のあり方だと言えるでしょう。


いろいろな考え方があると思いますが、辺野古のあの美しい海を、本当に埋め立てようとしているのか、それは、あらゆる可能性を模索して、本当に必要なことなのか、疑念を取り払うことが私にはできません。


いずれにせよ、沖縄の方々が、自分たちのことは自分で決めるという「自治」の「当たり前」を手にされることを、心から願います。


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