最近は、衛星写真などで、台風が来るとわかっていて、それでみんな身構えるけれども、昔は、大風が突然やってきて去っていったのだろう。
それで、季節的に、この頃は大風が来るかもしれない、ということくらいわかっていたけれども、まさかそれが「目」を持った巨大な渦だなんて、思ってもいなかったのだろう。
最初に台風の衛星写真を見た時はいつなのか今ぐぐって調べていないが、正体を見たときにはびっくりしたに違いない。
確か、「枕草子」なんかにも「大風」のことが書いてあったような気がするが(今ぐぐって調べていない)、その頃の人が思っていた「突然吹く強い風」のことを、時々考えてみる。