連続ツイート2131回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、「根拠のない自信」について。


「根拠のない自信を持て。それを裏付ける努力をせよ。」


ぼくは、学生さんなどに、この言葉をしばしば投げかける。


自信に根拠は必要ない。できるかどうかわからない。それでもやるしかない。つまり、「根拠のない自信」とは、とにかく行動するという決意表明だ。


「根拠のない自信」があっても、それを裏付ける努力をしないと意味がない。たとえば、「俺はビッグになります」と言っても、それだけで満足していて、実際に「ビッグ」になる努力をしていなかったら、意味がない。


「根拠のない自信」は、つまり、自分に対する「無茶振り」である。ほんとうにそれができるか。できるとしたら、どれだけの努力をしなければならないか。根拠のない自信によってスタートしたら、その後は、実は慎重さが求められる。地道にやるしかない。


「根拠のない自信」とは、つまり、ビッグマウスではない。むしろ、「根拠のない自信」をもって、ある目標を目指して努力を始めた人は、無口になる。慎重になる。ほんとうにその目標を達成しなければならないから、そのように自分の身体を動かさなくてはならない。慎重に、そして大胆に。


「根拠のない自信」を持つことは、つまり、ゴールではなく、スタートラインに立つことである。スタートラインに立ったアスリートは、自負に輝きつつ、これからなさなければならないことに武者震いしている。それは、人生のレースに立つ、一つの参加宣言なのだ。


以上、連続ツイート2131回「根拠のない自信を持って、スタートラインに立つ」をテーマに、5つのツイートをお届けしました。

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