目が覚めたら、まだイングランド対クロアチアのワールドカップの試合をやっていた。


それで、BBC radio 5の中継で聴き始めた。


1-1の延長戦後半、クロアチアが決定的な一点を入れた。


そうしたら、BBCのアナウンサーが、冷静に、「これで、イングランドが追いつくのはかなり難しいことになりました」みたいな感じで言っているので、笑ってしまった。


その後も、「これが最後のチャンスですね。」とか、「イングランドにとっては、どんどん機会が少なくなっていきます」みたいな感じで客観報道をしているので、そういう感じなんだと思った。


クロアチアが勝ったあとも、「イングランドの選手は、芝生の上に膝をついています」と言う一方で、「1990年代に独立し、人口400万人余りの新しい国が、ワールドカップの決勝に行きます」と、淡々と伝えているので、はあ、と思った。


それはそうだよな。BBCのアナウンサーが、「行け、イングランド、魂を見せろ!」とか、「セント・ジョージ・クロスをはためかせろ!」とか絶叫するはずないものね。

しかし、イギリスで見ていた人たちはがっかりしていることでしょう。


ぼくもイギリスに留学していたから、イングランドを心の中では応援していたけど、クロアチア、よくがんばったと思う。


クロアチアとフランスの決勝戦が、すばらしいものになることを期待します。


(クオリア日記)


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