お昼に街の中華料理屋さんに入った。
ランチが980円でいろいろある。
「青椒肉絲」にしようかな(これが、チンジャオロース)と読むというのは中国語ができる人にとっては当然なんだろうけど、ぼくにとっては特異点的な認識だ)と思っていたら、お店の人が、「今日のスペシャルは酢豚です!」とおっしゃるので、「それください!」と言った。
酢豚は、880円で、100円安かった。
おいしい、おいしい、と食べていると、近くのテーブルから、ものすごい名言が聞こえた気がした。
「中華は、やっぱり中国だね。」
むむむ?
一瞬、意味がとれなかった。
中華は、やっぱり中国って、なんだかすごく含蓄があるような、当たり前のような、だって、中華って中国の料理だし・・・と思って聞いていると、さらに、その方がいろいろ話されていて、ああそうか、と思ったのだけれども、その方は中国国内をいろいろ旅行されていて、見聞きしていて、その中で、中華料理は、やはり中国で食べるのがおいしいのではないか、ということをおっしゃっているのだった。
ぼくは安心して酢豚を食べた。
みなさん、中華は、やはり中国ですね!
(クオリア日記)