第578回。


すぎした あんずさん



初めて投稿そして質問させていただきます。


すぎした。 です。よろしくお願い致します。


私はアメリカの田舎の大学で国際関係学を学んでいます。好奇心旺盛で様々な世界の問題に興味がある私にとって広く多分野を学べるこの学部は最適だと思っていました。しかし広い分、浅いのです。ちょっとビジネスみたり、ちょっと人権にふれみたり、あっともう一歩踏み入れれば面白くなるその手前で終わるのです。そこで次のタームから興味があった経済学に専攻を変え、マイナーに国際関係学をつけることにしました。


ここで終わるはずでしたが先程申しましたように私は好奇心旺盛な人間です。一つの専攻だけでなく、二つ同時に専攻いわゆるダブルメジャーを考えました。アメリカの大学ならではの特色を存分に使いたいと思ったからです。


前々から科学というものに興味があって理系に憧れを持っていました。それは純粋に数学解ける人って魅力的だなとか、日常の疑問をといてくれる魔法のような科学って素敵だな、というような。そんな私は選択科目や教養課程で科学系の科目があるとすぐに生物や科学を履修していて楽しく授業を受けていました。BiologyやChemistryを専攻にしてもいいかも!と思ってもなんだかジェネラルすぎてパッとしませんでした。理系の専攻て何があるんだろうと大学のサイトにいってよく探した結果 Neuroscience という言葉が飛び込んできました。いわゆる脳科学です。何故か分からないのですが、そこで私はピン!ときてしまったのです。脳科学!面白そう! と。というのも、小さい頃茂木先生が出ていたテレビ番組を沢山見て今私あはっ!てしたという脳がの活性感、茂木先生がかかれた本をいくつか読んでいた時脳と私達の日常の密接度にワクワクした心が蘇ったからかもしれません。あの頃自分が脳科学をアカデミックに勉強するなんて考えていなかったのですが、脳科学を勉強出来ると知ってピンときた今(アメリカの大学は専攻変更がすごく自由)、物凄く脳科学を勉強したい、脳科学の世界改めて一歩踏み出したい と思っています。


これからは基礎的な理系ではなく、深く理系に溶け込まなければいけなくなると思います。二十歳を過ぎた私は脳科学に今から踏み入れるのは少し遅いですか?


長文過ぎた長文、失礼致しました。

少し気持ちが入り過ぎました。笑


ご回答。


とってもいいですね!


学問というのは、そのようにして、すべてつながっていくものです


そして、今度は、すぎした。さんが国際関係学、経済学、そしてneuroscienceの「かけ算」をする番なのかもしれません。


Majorを自由に組み立てられる改革は最初にBrownがやったという話を聞いたことがありますが、それは、人間の脳の好奇心の構造にあっています。


日本の大学も、少しでもそういう方向に近づけばよいのにと思います。


Liberal artsで自由になるというのは、そういうことですから。


楽しんでくださいね。

Enjoy following your curiosity!


nounandemo
 
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