第544回。
蒼い風さん
こんにちは。40代 主婦
茂木さんの、ブログ、動画、楽しい上に、いろいろな言葉に、ヒントをいただいています♪ありがとうございます。
私は、子どもたちが、のびのび遊んでる姿が大好きです。
よく遊び
よく学べ~って感じで、子どもたちがやりたいことは、ほぼなんでもさせています。
現在、地域の仲間と、芸術鑑賞や子ども主体のキャンプなど、自主活動をメインとした団体にも入っていて、親子、仲間で楽しんでいます。
子育てに関しては、いろんなことを、言葉にしながら共通理解として、語り合うことなどもあるのですが、(ひとくくりにする必要はないのですが)その中で、知り合いから、どんなことしてるの?いいの?などと、いろいろ聞かれたりして、答える時に、「楽しいし、おおらかに子育てできるよ~」ってくらいしか、確かなことは言えず、脳の発達に良いとか理論立てて、説明するツールもあるにはあるのですが、あまり、こうだ、と決めつけるのが好きではないものですから、いつも、うまい言葉がみつかりません。遊んだり、関わったりする中で、ご自分で感じてほしいと思っています。
ですが、今度、その団体の案内を作る作業に関わることになり、いろいろ意見交換した中で「たくさんの遊びや関わり・いろんな経験で、豊かになり、生きる力=人間力(?)はつくよね」って話になり、「この先は、AIに負けないように、人間力が大事だね~」みたいな、話も出たのですが、
そこで、質問なのですが、
茂木先生が考える
AIと人間との差異
ヒトの力のすごいところ、もっと、自信をもって、高めていってほしいところって、どのような点でしょうか?
自分たちの経験則で言えることもよいのですが、どうも、説得力に欠け…
茂木さんのような、脳を専門に、また、他分野に渡り精通されてる方の、意見を聞けましたら、私たちの、ひそやかな自信になります。
現代は、大人社会のしわ寄せ、おしつけで、将来の安定のためだけに、また、事なかれ主義の風潮の中、大人よりずっと、がんばっているであろう子どもたち。たくさんの子どもたちに、のびやかに、大らかに、遊んで、交わって、夢をみて、たくましく生きてほしい!
そういう気持ちでやっています。
現代の風潮の中でも、最先端の感覚ってこういうことだろう!って、
元気のでそうなお話をお聞かせください(*´∀`*)ノ話がわかりづらいでしたら、お許しください
ご回答。
人工知能は、評価関数が与えられて、ビッグデータがあることならば人間よりもすぐれた最適化を見せます。
つまり、人間の役割は二つです。
評価関数を自ら考えること。
そして、ビッグデータがない新しいこと(ブルーオーシャン)に取り組むこと。
美しいことはなにか、感動することはなにか、何が良いことなのか、そのような自らの価値基準を子どもの頃から身につけていくことが大切です。
また、新しいことに挑戦することが子どもにとってのブルーオーシャンになります。遊びでも、学びでも、根拠のない自信を持ってチャレンジしていく子どもたちを見守って、安全基地になってあげてください。
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『すベての悩みは脳がつくり出す』